Afghanistan : une répression accrue contre les femmes !
2024年8月
ターリバーンが政権に返り咲きアフガニスタン国民に鉛の覆いを課してから3年が経った。われわれは現行政府がその始まりより女性を第1の標的にしていたことを知っている。その手法は様々であったが、まず最初にとられたのは少女たちが小学校より上の学習を続けることの禁止で、続いて彼女らをハイスクールと大学から追放した。さらに労働、公園内の散歩、自由な移動と旅行も禁じた。
あたかもこのジェンダーアパルトヘイトでは飽き足りぬとばかりに、「勧善懲悪」のための114ページにもおよぶ新法がこのほど公布された。男の髭の長さに関する取り決めの他に、女性の声が公の場でもはや聞かれてはならぬと決めた。理由は誘惑の源になるから。只今より、アフガン女性は歌も詩の朗唱もただ単に公に話すことも禁じられる。公の場からその姿が文字通り消されたのに次いで、今度は沈黙へと文字通り零落させられる。
われわれフランスペンクラブはアフガニスタン女性の窮状を最大限に力を込めて非難する。彼女らは二流市民に変えられ、自国にいながら生ける屍へと零落させられた。全人口の半分にたいする表現の自由への集団攻撃をわれわれは糾弾する。自殺しか手立てを見つけられないアフガンの少女と女性の数を心配する。アフガン社会の各場面から女性の存在を消し、物言わぬ影におとしめれば国全体のチャンスを損なう。生まれ出ても、こうした生きる屍によって育てられては、誰が明日のアフガン人になるだろうか? こうした状況は新世代の未来を深刻な危険にさらす。
われわれは最も基本的な権利のこうした否定に対する義憤をここに表す。アフガニスタン女性の権利への尊敬を要求する。1948年12月10日に国連総会で採択された世界人権宣言が示すように、「すべての人間は、尊厳と権利において生れながらにして自由かつ平等であり」さらに、「すべて人は、人種、皮膚の色、性、言語、宗教、政治上その他の意見、民族若しくは社会的出身、財産、門地その他の地位又はこれに類するいかなる事由による差別をも受けることなく、この宣言に掲げるすべての権利と自由とを享有することができる」のだから。
セシル・ウムアニ
フランス ペンクラブ書記次長:危険にさらされている作家と表現の自由委員会