世界の声

20240418

  イスラエル 
2024年4月26日
ガザからイランへ:イスラエルの生存を危険にさらすネタニヤフ政権 
イスラエルの歴史学者であり論客でもあるユヴァル・ノア・ハラリ氏が、ネタニヤフ政権の非人道的な愚挙に危機感を募らせ「このままではイスラエルが中東の北朝鮮になる」とイスラエル国民に警告を発している。イスラエルで苦闘するハラリ氏のような存在をバックアップするためにもイスラエルへの人種・宗教にかかわる差別的でない外部からの批判が重要だ。

20240426

  アメリカ 
2024年4月26日
コロンビア大学の抗議活動はアメリカの何を明らかにしたか 
1960年代、全米ベトナム反戦運動をリードしたコロンビア大学の学生たちが、再び、ガザへのイスラエルの攻撃、アメリカのイスラエル支援に対する反対運動の先陣を切っている。学生の動きに慎重姿勢を維持していたForeign Policy が学生の動きに理解を示し論調を変更し始めた。

20240422

  日本 
2024年4月22日
詩と歌で、イスラエルのガザ攻撃に抗議 
世界アースデイの2024年4月22日(月曜日)、新宿区百人町「大久保ひかりのうま」で、イスラエルによるガザ・ジェノサイド攻撃に抗議する詩と歌のイベントが開催された。このイベントは昨年、『ウエッブ・アフガン』がきっかけとなって日本で大きな反響を生んだ「詩の檻はない」に刺激をうけた白拍子演者・桜井真樹子氏の呼びかけで開催された。40人定員のライブ会場に50人以上が詰めかける熱気あふれる空間にガザやヨルダン川西岸で繰り広げられるジェノサイド攻撃を今すぐやめろの声が響いた。

20240414

  ウクライナ  
2024年4月14日
遺体―ウクライナ戦争の本当のコスト-遺体を家に連れ戻す男の物語 
突き詰めれば戦争とは人が人を殺すに他ならない。殺された兵士には無事を願い帰りを待つ家族がいる。しかし死んだ遺体は一人では帰れない。誰かが連れ帰らなければならない。このルポは涙なしでは読めないロシアによるウクライナ侵略戦争で死んだ兵士の遺体回収の物語である。

20240331

  日本  
2024年3月31日
『詩の檻はない』日本語版発行の実務報告 
昨年、女性のアフガン亡命詩人の呼びかけを本サイトが掲載し、日本の詩人や詩団体に転送したことがきっかけとなり『詩の檻はない』の日本語版が世界にさきがけて発行された。その活動の中心を担った、詩誌「フラジゃイル」を主宰する柴田望さんが、出版活動の結果報告を作品を寄せた詩人向けに発出しました。

20240424

  世界  
2024年3月24日
これはもうひとつの9.11だ! 
3月21日にカンダハールとカーブルで起きた2つの自爆テロ。翌22日にモスクワで勃発したコンサート会場での銃撃事件。2日間の死傷者数は併せて数百名。アフガニスタンに拠点をおくIS-K(イスラム国ホラーサーン)が犯行を主張した。これは、ウエッブ・アフガンが警告していたもうひとつの9.11米同時多発テロではないのか。アフガニスタンをイスラム過激派テロ集団の温床にしてはならない。

 

  イラン/アフガニスタン  
2024年3月15日
イランの港へのターリバーンの投資はパキスタン離れの兆し 
外洋へのアクセスを持たないアフガニスタンは従来、外国からの輸入はパキスタンのカラチ港に荷揚げして封印したままアフガニスタンに陸揚げしていた。その間のロジスティックはパキスタンとの無関税契約でおこなわれてきた。アフガニスタンはその特権を利用して輸入を行いパキスタンを含む周辺諸国へ密輸ないし輸出を行い利ザヤを稼いできた。最近パキスタンとの関係が悪化してきたのを受けてターリバーンはイランとの関係構築に乗り出してきた。

 

  イギリス  
2024年3月22日
なぜアフガニスタンが大事なのか:参戦した英国少佐の提言  
この提言は1年以上前に発表されたものであるが、日本でガイ・リッチー監督の映画『約束の救出』が公開されたのに併せて紹介する。本サイト「<視点> 約束の救出 ~映画『コヴェナント/約束の救出』を観て~」(準備中)と併せてお読みいただければ、なぜアフガニスタン問題がいまでも大事なのか、アフガニスタンに世界はいかなる「借り」があるのか、そしてそれをどのようにして返さなければならないのか、考える参考にしていただけるのではないだろうか。

 

  アメリカ/アフガニスタン  
2024年3月22日
ターリバーンハンター:語られざるアフガン女性兵士の物語 
ターリバーン復権からちょうど1年が経とうとした2022年の夏、アメリカの雑誌「ポリティコ」に興味深い記事が掲載された。題して「ターリバーンを狩ったアフガン女性たちの語られざる物語」。40年も戦争が続いたアフガニスタンで、社会的な自立からほど遠い女性たちが、なぜ兵士となり戦場に赴いたのか。「戦争とは何か?」を語る上で、欠かせない視点を与えてくれるリポート。

 

  パキスタン  
2024年2月13日
パキスタン総選挙:弱体で不人気な連合を生む混乱 
本サイトでは、アフガニスタンの政治社会状況を分析する場合、イラン・パキスタンと一体のものとしてみる必要を強調してきた。とくにパキスタンではアフガニスタンの主力民族であるパシュトゥーン族が人口の12%以上を占め、その一体性が際立っている。その意味でパキスタンの今次総選挙状況にたいするガーディアン紙の分析は参考になる。

 

  ヨーロッパ  

2024年3月8日
女性教育禁止をめぐりターリバーン内部から反論 
2人のターリバーン指導者による最新の批判が紹介された。ターリバーンのかたくなな姿勢を変えない限りアフガニスタンに未来はない。そのためには外からの断固たる批判と、内部からのそれに応える動きがない限り変革は無理である。注目に値するうごき。

 

  アメリカ  
2024年2月10日
アフガニスタンの麻薬王はいかにして北京の手下になったか 
アフガニスタンの麻薬王・バシール・ヌールザイが現在中国とターリバーンとの関係強化の重要なパイプ役となっている事実を暴露している。終身刑でグアンタナモ刑務所に服役していたヌールザイは、アメリカとの捕虜交換でターリバーンに返還された人物だ。ターリバーンは「国際社会」からの孤立を歯牙にもかけず、中国、ロシア、イランなどとの関係強化をベースにした外交政策の展開を追究しようとしている。

 

  パキスタン  
2024年2月16日
不満の連鎖を止められないパキスタン 
軍の影響力低下のもと実施された総選挙。イムラン・カーン元首相を収監し支持する候補者を徹底的に妨害して臨んだにもかかわらず、イムラン・カーン系候補者が首位を占めた。若者らの不満のはけ口になっている事実が浮き彫りになった。経済的困難に加えて政治的混迷を深めていくパキスタン。周辺地域の新たな危機を生み出している。

 

  日本  
2024年2月13日
グローバル・ポエトリー・ナイト: 参加者からのメッセージ<III>
2024年1月21日 (水) 中央ヨーロッパ時間午後8時から翌日午前4時まで地球を一周する形で開催された『詩の檻はない』に詩を寄せた詩人たちによる、zoom朗読会に参加した詩人たちから『ウエッブ・アフガン』に寄せられたメッセージ、その3。

 

  グローバル 
2024年2月4日
グローバル・ポエトリー・ナイト: 参加者からのメッセージ<II>
2024年1月21日 (水) 中央ヨーロッパ時間午後8時から翌日午前4時まで地球を一周する形で開催された『詩の檻はない』に詩を寄せた詩人たちによる、zoom朗読会に参加した詩人たちから『ウエッブ・アフガン』に寄せられたメッセージ、その2。

 

  オランダ発グローバル 
2024年1月30日
「バームダード-亡命詩の家」1年間の活動報告!
20023年1月に出された、詩作を禁止するターリバーンの野蛮な政策にオランダに亡命したヘラート出身の女性詩人・ソマイア・ラミシュが抗議の声をあげ、世界の詩人に向けて、ともに詩でもって検閲と詩作禁止に抗議し連帯するよう呼び掛けた。世界各国の100人を超える詩人がその呼びかけに応えさまざまな活動が展開された。8月と11月には日本とフランスでそれぞれ「詩の檻はない」と題するアンソロジーの出版をなしとげ、2024年1月21日 (水)には 中央ヨーロッパ時間午後8時から翌日午前4時まで「グローバル・ポエトリー・ナイト」と題する国際イベントが開催された。これは、詩作を禁止するターリバーンに抗議して、日本とフランスで発行された『詩の檻はない』に投稿した詩人たちによる、一晩で地球を一周する詩の連続朗読会。史上初めての詩による抗議と抵抗の試みである。それらの活動の中心をになった「バームダード-亡命詩人の家」の創設者ソマイア・ラミシュによる1年間の活動報告。

 

  グローバル  
2024年1月21日
グローバル・ポエトリー・ナイト: 検閲に対する抵抗の灯台
2024年1月21日 (水) 中央ヨーロッパ時間午後8時から翌日午前4時まで「グローバル・ポエトリー・ナイト」と題された国際イベントが開催された。これは、詩作を禁止するターリバーンに抗議して、日本とフランスで発行された『詩の檻はない』に投稿した詩人たちによる、一晩で地球を一周する詩の連続朗読会。史上初めての詩による抗議と抵抗の試みである。

 

  グローバル  
2024年1月23日
グローバル・ポエトリー・ナイト: 参加者からのメッセージ<I>
2024年1月21日 (水) 中央ヨーロッパ時間午後8時から翌日午前4時まで地球を一周する形で開催された『詩の檻はない』に詩を寄せた詩人たちによる、zoom朗読会に参加した詩人たちから『ウエッブ・アフガン』に寄せられたメッセージ、その1。

 

  日本  
2024年1月15日
<シンポジュウム>ソマイア・ラミシュ vs 日本の詩人たち
2023年12月19日 12月19日(火) 横浜市ことぶき協働スペースで、『詩の檻はない』のソマイア・ラミシュさんを囲んで、「アフガニスタンと日本の詩人による知性対話 自由と女性の地位、社会の解放について」をテーマとするシンポジュウムが開かれた。その完全収録版。

 

  国連  
2023年12月20日
ターリバーンは「国際規範」へ復帰すべし
国連の議席をめぐってターリバーンと旧政権の代表とのあいだで確執がつづいている。2年半がたとうとしている現状でどの国からも承認されていないターリバーンが国連の議席を獲得する条件はなにかが問われている。

 

  パキスタン/アフガニスタン 
2023年12月25日
タリバンとパキスタン、代理勢力か国家安全保障への脅威か?
ターリバーンとパキスタンの、30年に及ぶ複雑な関係を簡潔かつ分かりやすく解剖して見せた分析。アフガニスタン・ターリバーン、パキスタン・ターリバーン、パキスタン3者の複雑な関係を読み解く好論文。

 

  日本 
2023年12月25日
<詩> 病院に爆弾を落とすな! 岡和田晃
ハマースの奇襲への報復として比較もできない膨大な規模の殲滅戦をつづけるイスラエル。パレスチナ人皆殺しをも想起させる狂気の攻撃。200万人きぼの集団の何万人もが死傷している。特に子供が。怒りと抗議の声は日本からも。

 

  日本 
2023年12月25日
<詩>「 O.K. 」 柴田望
『詩の檻はない』日本語版誕生秘話を、中心人物柴田望とソマイア・ラミシュの対話詩で再現

 

  日本 
2023年12月4日
『詩の檻はない』発刊後の波紋
『NO JAIL CAN CONFINE YOUR POEM 詩の檻はない』 ★2023年★ 8月~12月の動き

 

  中東  
2023年11月25日
イスラエルの入植者植民は単なる占領ではない
パレスチナ問題として生じている現在を正確に理解するためには、言葉の、正確な定義がまず求められなければならない。

 

  アメリカ  
2023年11月11日
真実が暴かれる:パレスチナとイスラエルの複雑さに関する神話
一方が大量虐殺を行っているときに「複雑さ」は存在しない。

 

  日本 
2023年11月6日
ガザ・イスラエル戦争 ~一日も早い停戦を~
残虐極まりないイスラエル軍のガザ進行に反対する抗議デモがアラブ諸国だけでなく世界中で繰り広げられている。ロンドンでは11月11日に30万人以上が集まった。ハマースの攻撃とそれへのイスラエルの過剰ともいえる反撃の意味と即時停戦の必要を訴えるアピール。

 

  日本 
2023年11月6日
ブルカ、強制されたらたまらない~見えるもの 見えないもの 見ようとしないもの
日本アフガニスタン合作記録映画『よみがえれ カレーズ』共同監督の熊谷博子さんが、現地アフガニスタンで購入してきたブルカを着用した体験記。観念的なブルカ批判でなく実際に着用を強制されるものの気持ちを代弁したユニークな批判。

 

  日本・千葉 
2023年11月4日
「イーグル・アフガン明徳カレッジ」開校!
在日のアフガン女性を対象にした画期的な日本語学校が『ウエッブ・アフガン』をきっかけに千葉市に誕生。

 

  日本・イスラエル 
2023年10月28日
ガザ・イスラエル衝突-マスメディアが語らない本質
衝突の本質とイスラエルの攻撃の理不尽さについて、パレスチナ問題の第一人者・岡真理先生の講演、自国の加害と闘うイスラエルの元兵士たちの告白を描く土井敏邦監督の映画、イスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリ氏のインタビュー。必見の3本!!!

 

  アメリカ 
2023年10月23日
サリバン大統領補佐官:アフガンからの撤退は、つぎに備えるためだった
アメリカ政府みずから2021年8月のアフガンからの米軍撤退は、ウクライナ、中国を争点化するための準備だった、と手の内を明かした。

 

  ヘラートとガザ 
2023年10月23日
ヘラートとガザへ、緊急支援のお願い
身近な団体をつうじて、ささやかでも現地で困っている人へ直接手渡せる拠金をしよう。

 

  フランス 
2023年10月22日
『詩の檻はない』フランス語版、発刊!
日本語版にひきつづき、予定よりはやくフランス語版が上梓されました。フランス語版では、アフガニスタンの 10 人の詩人声、そして連帯と詩への揺るぎない愛着を表明する世界中からの 85 人の詩人の声がつづきます。日本の詩人からも20人の作品が掲載されています。

 

  日本・横浜・ことぶき町 
2023年10月15日
横浜・寿町で『詩の檻はない』朗読会
横浜市中区ことぶき協働スペースでターリバーンによる詩や芸術の禁止や検閲に抗議する詩の朗読会「自由のある世界へ連帯を」が開かれた。

 

  パキスタン 
2023年10月5日
市場を失うパキスタン
アフガニスタン・ターリバーンなどの武力攻撃だけでなく、経済危機にも見舞われているパキスタンの緊急課題はなにか。それはインドとの経済交流の実現であることを明らかにする。

 

  パキスタン 
2023年10月3日
過激派による攻撃急増、パキスタンで流血の新時代 始まる
パキスタンではアフガニスタン・ターリバーンの兄弟組織であるパキスタン・ターリバーンが反政府武力行動を激化させると同時に、ISなどもパキスタン領内で武力によって住民を脅し資金を巻き上げるなどの活動を始めている。危機が深まっている。

 

  日本 
2023年9月25日
日本ペンクラブが『詩の檻はない』を推薦
フランス、スペイン、オランダなど世界の文学団体につづき日本ペンクラブもアフガニスタンと世界の詩人によるターリバーンへの詩による抗議運動を支持。

 

  アフガン北部・中央アジア 
2023年春
クオシュ・テパ運河が中央アジアにもたらすもの
アフガニスタンと中央アジア諸国との中間を流れるアム・ダリアからアフガニスタンに取水する運河を開削する大プロジェクトが難しいさまざまな問題を引き起こしつつある。

 

  オスロ、ノルウェー 
2023年9月11日
<緊急レポート>もうひとつの9.11に備えはできていますか?
ノルウェーでアフガニスタン亡命者らがターリバーンをハーグ裁判にかけろ、と要求して、緊急ハンガーストライキで訴えを始めました。

 

  ヨーロッパ 
2023年9月8日
国境での小競り合いはパキスタンとターリバーンの関係悪化を示す

 

  旭川・日本 
2023年8月24日
旭川『詩の檻はない』発行イベント 全記録

 

  アメリカ 
2023年6月5日
越境テロに対するパキスタンの苦情とターリバーン

 

  日本 
2023年9月4日
日本ペンクラブも推薦=『詩の檻はない』 ロッテルダムから旭川へ、旭川から世界へ

 

  イギリス 
2023年8月15日
アフガンでの検閲に反対する世界の詩人 詩集を日本語で公開

 

  イギリス 
2023年8月5日
アフガニスタン女子教育:世界は今こそ団結してターリバーンの弾圧を止めるべき

 

  インド 
2023年8月5日
交渉か開戦か:KP議員、明確なテロ政策を要求

UN20230601

 国連安保理 
2023年6月1日~連載中
<連載>ターリバーンに関する国連安保理報告
 ● <連載・第1回> ターリバーン治下の経済状況
 ● <連載・第2回> ターリバーンの分裂
 ● <連載・第3回> アフガン領内のアル=カーイダへの現状評価
 ● <連載・第4回> 進化し根を張るISIL-K
 ● <連載・第5回> TTPほか絡み合うテロ集団
 ● <連載・第6回> 米軍が残した残した武器の脅威
 ● <添付資料> 本国連報告(https://www.ecoi.net/en/file/local/2093255/N2312536.pdf)に添付されたターリバーン閣僚および重要人物リストtaliban list full(エクセルファイルがダウンロードされます。)(2023年6月1日時点のもの)

アメリカ/CFR 
2023年7月11日
マフサ・アミニ事件への抗議行動とサウジのメディアがサウジとイランの緊張緩和に及ぼした影響

 

  インド 
2022年9月29日
イラン、アフガニスタン、インドにおけるヒジャブの難問

 

 オランダ・日本 
2023年7月15日
ターリバーンの圧政に抗する日本と世界の詩人たち

 

 アメリカ/AP通信 
2023年2月16日の記事についてWAJのコメント(7月10日)
ターリバーンの内部対立、表面化

 

 アメリカ 
2023年7月5日
ターリバーンはいまや武器商人

 

 アメリカ 
2023年6月22日
アフガン戦争における最大の誤りと教訓

 

 6カ国女性外相会議 
2023年7月2日
世界6カ国女性外務大臣がアフガン女性への規制撤回を要求

 

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 ヨーロッパ 

ますます厳しい処罰に走るターリバーン 

ラジオ・フリーヨーロッパのアブバカール・シディーク氏が、アフガニスタン問題に関して行っている週一回のブリーフィング。同ラジオは、アメリカ合衆国議会の出資で運営されており、米国世論を代表するメディアのひとつである。国際的にターリーバンを反テロ組織として認知しようとする動きに対して批判の声をあげている。

 

 日・仏・オランダ 

ターリバーンの蛮行に詩で対抗する日仏書籍化活動の最新情報

オランダから世界中の詩人に向けて発せられた「ターリバーンの詩作禁止や検閲に詩で抗議しよう」の呼びかけに呼応して、世界中から寄せられた詩作品の出版活動がフランスと日本で進んでいる。

 

 日・仏・オランダ 

フランスと日本で書籍発行活動が同時進行!

オランダから世界中の詩人に向けて発せられた「ターリバーンの詩作禁止や検閲に詩で抗議しよう」の呼びかけに呼応して、世界中から寄せられた詩作品の出版活動がフランスと日本で進んでいる。

 

 パキスタン 

イムラン・カーンの逮捕は「予言されていた」:インドへの影響

緊迫するパキスタン政治情勢に関するアジア・ニュース・エージェンシー(インド)の論評。動揺する不安定な核武装国家パキスタンの存在は南アジアのみならず世界的な危機の潜在要因である。ニュースの裏の裏を読まなければならない。

 

 イラン 

ターリバーンと武力衝突を起こすほどの水飢饉

本サイトでは「ターリバーンとイランの水利権をめぐる争い」を掲載した。衝突の背景には、イランの極めて深刻な水不足がある。その現実の一側面を写真・記事、論文、紀行文をとおして紹介する。

 

 アメリカ 

カーン氏逮捕、釈放のドタバタの意味

今回のドタバタ劇(5月9日に逮捕拘留、大規模な暴動的抗議行動に直面してわずか2日後の11日に釈放)で、ポピュリストとしてのカーン氏の人気は今まで以上に高まったといえる。アメリカのCOUNCIL on FOREIGN RELATIONSはこの事態をどう見ているか。

 イタリア 

彼女は他の人を両肩に乗せて運ぶ

アフガニスタンでの検閲と詩や芸術への弾圧に抗議する国際キャンペーンを展開するBaamdaad(亡命詩の家/検閲と弾圧に反対する世界の詩人の連帯)へ寄せられたイタリアの詩人、ダビデ・ミノッティの作品、日本語訳。アフガニスタンの苦悩を一身に背負って生きる詩の中の女性は、闘うアフガン女性の象徴であり、Baamdaad運動をひとりから始めたソマイア・ラミシュさんへの賛歌でもあるに違いない。

 

 欧州 

ターリバーンはイスラム国との戦争を利用して、テロ対策への信頼性を高める

ラジオ・フリーヨーロッパのアフガニスタン問題に関する週一回のブリーフィングをおこなっている。アメリカ合衆国議会の出資で運営されており、米国世論を代表するメディアのひとつである。国際的にターリーバンを反テロ組織として認知しようとする動きに対して批判の声をあげている。

 

米欧 

西側はロシアの崩壊に備えている

西側、とくにアメリカは1991年のソ連邦崩壊時に収奪しそこなった膨大なロシアの地下資源に狙いを定め、いま「ロシア崩壊の道筋」を策定しつつある。『フォーリン・ポリシー』に掲載されたこの分析記事は、そのようなアメリカおよび西側諸国の論調を鮮やかに記述している。ロシアを崩壊に誘おうとしている西側勢力の意図に対して、正しく対応しなければ、プーチンロシアは確実にソ連邦の二の舞を演じることとなろう。歴史は繰り返されつつある。

 

日本 

アフガニスタンは今 緊急訪問報告会開催!

RAWAと連帯する会、室蘭工業大学大学院・清末愛砂研究室、憲法を学ぶ会、平和力フォーラムなどの共催により、開かれます。厳しい女性弾圧をつづけるターリバーン支配のもと、現地を訪問してきたなまなましい報告を聞けます。報告会は5月20日(土)北海道、5月27日(土)東京都、5月28日(日)大阪の3会場が予定されています。貴重な機会です。ぜひのご参加をお勧めします。

 

日本 

言葉の繫がりの波立ち

『ウエッブ・アフガン』からの呼びかけに第一番に応答したのが旭川で詩作活動をしている柴田望氏だった。柴田氏は詩誌『フラジャイル』を発行するかたわら、自身が発信するFacebook、Twitter、ブログなどで積極的にオランダに亡命中のアフガニスタン詩人ソマイア・ラミシュさんの呼びかけを拡散し、賛同者を募る活動を始めた。その活動が1か月足らずで日本中に広がり、いまも広がり続けている。その実際が詳細にレポートされた。貴重なその「日本からの声」を伝える。

 

日本・旭川市 

旭川から日本へ、そして世界へ

本サイトの報道がきっかけになり、オランダから発せられた呼びかけに旭川の詩人が応え、SNSを通じて1カ月もたたぬうちに日本国中に波紋が広がり、20人以上の詩人が連帯の作品を寄せた。その動きを共同通信社が察知し、きっかけを作った柴田氏へのインタビューを記事にし、全国配信した。第一報を報じた秋田魁新報の記事を紹介する。同紙は東北地方で最も長い歴史を持つ新聞のひとつでおよそ20万部を発行。オランダから投げられて旭川で受け止められたボールが日本中に転送された今回の反応は、世界のほかの地で受け止められた波紋と合同してやがて世界をおおう大波となることだろう。

 

<日本>
アフガン詩人の呼びかけに応える日本の詩人たち

・それは、2023年2月14日、『ウエッブ・アフガン』に掲載された「アピール:世界中のすべての詩人の皆さんへ」から始まった。詩作を禁じ詩人への弾圧を開始したターリバーンへの反対行動を世界に向けて呼びかけるアフガン詩人からの訴えだった。この呼びかけに対し、アフガニスタンの厳しい状況を知らされていなかった日本の感性豊かな若い詩人たちが動き始めた。そしてアピールの真実性を自ら確認する調査活動を経て、1カ月の猶予もない短い間に、全国に散らばる20名以上の人びとが作品をつくり、呼びかけに応じた。その活動はいまもつづいている・・・

 

<アメリカ>
SIGAR報告書:アフガン軍の崩壊はガニーの政策と米国への依存が原因

・「喧嘩過ぎての棒千切り」という言葉がある。SIGARのこの報告書のことかと驚く。『ウエッブ・アフガン』はターリバーン復権の数カ月前にプレオープンし、懸念の声を報じてきた。それをいまさら、の感はあるが、アメリカ自身が詳細な証言をもとに追検証していることの意味は大きい。「アフガンの声」のアーカイブと合わせてお読みいただきたい・・・

 

<パキスタン>
パキスタンのターリバーンTTPが無敵である理由

・本論考で著者は「アフガニスタンのターリバーンを権力の座に押し上げるのを助けたことは、大規模な戦略的誤算だった」と断言している。そして、パキスタンのターリバーン(TTP)を論じ、パキスタン政府・軍がこのままの体たらくを演じていけば「パキスタンは負け、TTPが勝利するだろう」とまで断言している。傾聴に値する警告・・・

 

<米国、シアトル>
オペラ『千の輝く太陽』、シアトルで初演

・映画監督・映像作家のローヤ・サダットは、米国在住のアフガニスタン出身作家カーレッド・ホッセイニの同名小説をフィーチャーしたオペラ『千の輝く太陽』を通じて、アフガニスタンの生活体験を初めて世界の観客に紹介した。・・・

 

<パキスタン>
カーブルのTTPに対する不作為は、パキスタンによる指示の不統一

・パキスタンのビラーワル・ブットー・ザルダリ外相(訳注:暗殺されたベナジール・ブットー元首相の息子)は、アフガン・ターリバーンが非合法組織TTP(パキスタン・ターリバーン)に対して不作為なのは、パキスタン側からの指示が不統一なことに責任があると述べた。・・・

 

<パキスタン>
ターリバーンにTTPへの支援を止める兆しなし

・パキスタンサイドのアナリストは、アフガンターリバーン内部の対応に若干の差異があったとしてもイデオロギー的同一性のゆえにアフガンターリバーンによるパキスタンターリバーンへの支持・支援は変わらないとみている。今後の両国関係および広く周辺地域の情勢を見ていくうえで重要な視点が述べられている。・・・

 

<アフガニスタンから世界へ>
世界中のすべての詩人の皆さんへ

・アフガニスタンで詩作を解析されたり、亡命せざるを得ないアフガニスタン詩人の組織「バームダード(ペルシャ語で〝夜明け〟)がターリバーンによる表現の禁止、特に詩の禁止に対抗して世界中の詩人に詩で闘う国際行動を呼びかけた。

 

<カナダ/オタワ>
アフガニスタンに私たちは何ができるか:カナダでのセミナー

・2023年1月26日(日本時間)にオタワから世界に向けて開かれたウエビナーカンファレンス。ファウジア・クーフィ―氏の基調講演と質疑が見もの。『ウエッブ・アフガン』からも参加し、カンファレンスの様子を伝える。

 

<カナダ>
残忍なジェンダー アパルトヘイト制度下で暮らすアフガニスタンの女性​​たち:カナダ国会議員の活動

・カナダ国会議員のグループは、政府対応、カーブルで完全に取り残されている8人のアフガニスタン女性議員を連れてくるために、交渉行動を起こすよう共同で要請した。

 

<ワシントン、米国>
アフガンとイランの市民が合同でデモ

・ターリバーンの女性蔑視虐待に苦しむアフガン女性とヒジャブのかぶり方が悪いとして溶着されたアミニさん事件をきっかけに女性解放のために闘うイラン女性が、ワシントンで共同行動を行った。 AmuTelevision)のツイッターが伝えている。

 

<>国連ア
国連女性委員会宣言:フガン女性のNGOの権限禁止は、女性の権利に対する重大な侵害

・ターリバーンの行為は女性嫌悪・憎悪、その感情に発する女性差別・抑圧・迫害・虐待の行為である執着なミソジニーであり、女性、女性の貢献、自由、意見表明に対する猛烈な攻撃である。の人権と人間の尊厳を尊重すべきとするあらゆる規範と基準をさらに否定するものにほかならない

 

<OICイスラム協力機構 

OIC、ターンの大学教育禁止に反対するイスラム世界のリバー世界の団結をゲートウェイする

・ターリバーンの暴挙に対して非イスラム諸国(特に英米NATO、日本など)が前面に出て批判するとターリバーンに「ジハード」の口実をあたえ、かえってアフガン人民の闘いを難しくする可能性がある。イスラム色はアフガニスタンの問題を自国の問題としてとらえ、ターリバーンのイスラーム曲解をただすべきではないのか。イスラム諸国が前面に出てそれを非イスラム諸国がバックアップし支える国際陣形を構成すべきである。その意味で今回のOICの呼びかけは重要である。

 

<アメリカ>
ターリバーンのいま―アメリカの視点

・アメリカ政府はターリバーンと最近のアフガニスタン情勢をどう見ているか、その一端を知るため、アメリカの外交政策に影響を与えているアメリカの著名なシンクタンクCFR(Council on Foreign Relations)から最新分析のひとつ抜粋し要約。

 

<日本>
よみがえれ! アフガニスタンの旋律(しらべ)
  クラウドファンディング:感謝そして希望

・長年、アフガニスタンに、衣類や文房具、医療品等の生活必須物資の支援、アフガニスタンの復興を促すための職業訓練学校の建設等の事業を行ってきたNPO法人イーグル・アフガン復興協会は、ターリバーンの抑圧を逃れてポルトガルのリスボンで授業を行っているアフガニスタン唯一の国立音楽院の先生と生徒あわせて272人を支援するクラウドファンディングを始めた。本国アフガニスタンで演奏できる日のために、そして日本での講演のために。

 

<オランダ>
アフガニスタンは今や真の全体主義軍事国家

・オランダの日刊紙『ニュー ロッテルダム クーラント』は、ヘラート出身の女性権利活動家で元ヘラート州議員、詩人・文学者・アーチスト、カーブルが陥落した日、ヘラートからオランダへ身を移し活動を継続しているソマイア・ラミッシュのアピールを掲載し、ターリバーンによるアフガン女性への教育弾圧に抗議している。

 

<日本・大阪>
●RAWAと連帯する会が講演会
「RAWAが大切にしてきたものー教育実践の根幹にある理念とこれまでの歩み」

・「アフガニスタン、いま女性の人権と教育は!」と題して、長年地道な支援活動を続けてきた「RAWAと連帯する会」と大阪で講演会を開く。アフガニスタンにおける女性への教育のはく奪と権利の抑圧に抗議する運動は、アフガニスタンのみならず女性解放にむけた世界的な運動の一部である。日本での連帯活動の持続と活発化を応援しよう。

 

<タジキスタン/アフガンをめぐる国際会議>
ヘラート安全保障対話の初日が開幕

・「包括的政治機構、その姿と道筋」と題するサミットが、タジキスタンの首都ドゥシャンベで開催された。参加者としてはアフガニスタンとその周辺諸国の代表約200人が集う大規模なもの。アフガニスタン内部の諸問題、周辺諸国が切実な関心をもつテロリズムの輸出問題など、率直な意見が交わされた。

 

<ARAB NEWS: アラブニュース>
●不安定なタリバンという中央アジアのリスク

・政権奪取から1年以上が経過し、タリバン政権は統治が戦闘よりもはるかに難しいことを実感し始めている。冬が近づきアフガニスタンは人道的危機に直面しているが政府は国際的な承認を得られておらず、外国の援助はごくわずかに減ってしまった。
経済は依然として悲惨な状況で改善の目処はたっていない。タリバン政権が抱える問題は山積している。これらの問題はタリバン政権自身の内部分裂によって悪化している。内紛で完全に麻痺してしまっており、効果的な統治を行うことができないのだ。・・・
(ハドソン研究所のシニアフェロー:ルーク・コフィ―氏の論説:

 

<日本>
長倉洋海さんの「今日のメッセージ 2022/10/31

・駐アフガニスタン日本大使館の岡田大使がよりによってターリバーン政権で内相代行を名乗いるシラジュディン・ハッカニと10月23日に会談したことをNHKが報じた。ハッカニはタリバン内の自爆部隊を支持しカーブル乗っ取り後にも軍事パレードでその自爆部隊を更新させ誇示している。また、国内では、アル=カーイダやISなどを温存し、周辺諸国へのテロ攻撃をさせている。長倉氏はその実態をこの日のメッセージで厳しく批判している。『ウエッブ・アフガン』では、まさに、2001年の9.11事件が起きる前と同じ状況が現在のアフガンで再現していることを、11月5日号でアフガン現地からの報告を交えてレポートする。

 

<日本>
RAWAと連帯する会の集会と機関誌

・ターリバーン復権1年後のアフガニスタンを取材したフリージャーナリスト・西谷文和さんの報告会(2022年11月5日、大阪市)の呼びかけ
・機関誌『Zindabad Democracy 民主主義万歳』(2022年10月号)を発行

 

<日本・渋谷>
● イランの自由求めて 東京都内でデモ
2022年10月23日。YAMAZAKI and AFP.
・東京都渋谷区で、イランで服装規定違反の疑いで逮捕されたマフサ・アミニさんが死亡した事件を受け、抗議集会に参加する人々

 

 

 

 

 

<アラブ>
● イラン・パレスチナでの殺人事件に対する欧米の反応がこれほど違うのはなぜか

2つの事件に対する欧米の見方の違いは、1つの単純な事実に帰着する。イランを憎むのは簡単だが、イスラエルを憎むのはそう簡単ではない、ということだ、と米国人ジャーナリストレイ・ハナニアは述べる。

 

<アメリカ>
● VOA、2将軍にインタビュー アフガン撤退後アメリカは?

アフガニスタンからの撤退の模様やそれに至るプロセスでのさまざまな問題点を具体的に証言した貴重なインタビュー。また、アフガニスタンへの再出兵の可能性をにおわせるなど聞き逃せない発言も記録されている。

 

<アメリカ>
● ターリバーン支配下のアフガニスタンでは米国の影響力は限定的

アメリカの外交政策に影響力を持つ著名なシンクタンクCFRは、アフガンからの撤退1周年に際し、いかなる判断を行っているか・・・

 

<イギリス>
● われわれはアフガニスタンの失敗を繰り返している。 ウクライナではもっとうまくやるべき

アメリカとともにアフガニスタンを占領し戦争で主導的な役割を果たしたイギリスの軍事専門家が、アフガニスタンでの敗北から何を学び、ウクライナにどう生かすべきかを論じる・・・

 

<アメリカ>
アフガニスタンはこうなる必要はなかった 

米国陸軍大将としてアフガニスタン、イラクで司令官として戦争遂行に携わり帰国後CIA長官を務めたデビッド・ペトレイアスが自らの誤りをふくめて振り返り、アメリカの数々の失敗を率直に語った貴重な証言。・・・

 

<アメリカ>
● 米、ザワヒリ殺害後の次の狙いは?

政治に特化したアメリカ合衆国のニュースメディア・ポリティコ(POLITICO)は、アル=カーイダの指導者ザワヒリ容疑者殺害後のアメリカの次の狙いはイランと中国であると、簡潔かつ具体的に報じている。・・・

 

<アメリカ>
標的型殺戮でテロ集団を弱体化できるか?

アメリカの外交政策に影響をもつ、1921 年に設立されたアメリカの著名なシンクタンクCFR(Council on Foreign Relations))は、事件の翌日、テロに対するテロ(標的型殺戮)の無力性について冷静な分析を加えている。・・・

 

<アメリカ>
アル=カーイダにとってザワヒリ殺害の意味は?

アメリカの外交政策に影響をもつ、1921 年に設立されたアメリカの著名なシンクタンクCFR(Council on Foreign Relations))の第2弾論評。ザワヒリ容疑者の活動の足跡とアル=カーイダが次にどう動くか、考察している。・・・

 

<ウクライナ>
● 「タリバンの法とイスラム法との間に共通点は全くない」=ウクライナのイスラム教指導者

アフガニスタンを掌握したタリバンは、シャリーア(イスラム法)が国家運営の基盤を定めると述べているが、ウクライナのイスラム教専門家は、タリバンの述べるルールはシャリーアと全く共通点がないと指摘している。・・・

 

<イギリス>
● 英特殊部隊、アフガニスタンで拘束者らを違法殺害の疑い=BBC調査

アメリカはベトナム戦争で犯したソンミ村虐殺事件を自ら裁いた。たとえそれが見せかけ・見せしめ・政権の弁解工作であったとしてもだ。自国の犯罪をベトナム問題でもアフガニスタン問題でもアメリカジャーナリズムは暴いた。イギリスのアフガニスタンでの犯罪行為についてもBBCは以前から執拗に追及、解明しようとしている。日本のマスコミは見習うべきではないのか・・・

 

<国連への公開書簡>
● タジク系住民の人権状況への対処を求める公開書簡

アフガニスタンではターリバーンへの武力抵抗が始まっているが、それは、ターリバーンが住民に対して無差別の人権抑圧、ジェノサイドというべき殺戮を特にタジク族やハザラ族に行っているからである。世界に在住する政治家や外交官、人権活動家、文化人、研究者などが国連事務総長あてに調査し緊急に有効な手立てを講じるよう要求する公開書簡を発表した。

 

<国連>
● 国境を力で変更してはならない/ケニア国連大使の訴え

ウクライナ危機に際して、植民地主義の終わりに、帝国主義諸国が国境線を勝手にひかれて苦しんでいるアフリカ人の立場から、今回のロシアの侵略を強く批判するケニア国連大使のスピーチ。

 

<日本>
● ウクライナ避難民支援は「緊急措置」なのか。アフガン難民の支援者が問う「なぜ他国にも適用しない」

<2021年に国が難民と認定した人は74人--。出入国在留管理庁の発表によると、2020年よりも27人増え、難民認定制度が始まった1982年以来、過去最多となった。ただ、日本は国際社会で「難民鎖国」と称されるほど難民認定の数や割合が低水準にとどまっている。難民の支援団体や弁護士団体からは、こうした現状を厳しく指摘する声が上がっている。

 

<スイス>
民主主義の模範国スイス、国連の民主化を促せるか

国連は民主主義の欠落という構造的問題を抱えている。強力な安全保障理事会に非常任理事国として参加予定のスイスは、国連改革で積極的な役割を果たしたい考えだ。

 

<アメリカ>
● ウクライナでの残虐行為が許されないのなら、アフガニスタンでもそうすべき

国際社会は、ウクライナでの戦争犯罪を訴追する機運を利用して、アフガニスタンでの残虐行為を調査すべきだ。アメリカ議会付属の米国平和研究所 USIP(United States Institute of Peace)の提言

 

<オーストラリア>
アフガン国民の苦悩は終わっていない

アフガニスタン人は、ウクライナ人が戦っているのと同じ理由で、70年代から戦ってきたが、無視され、裏切られてきた。ペンとAK-47ライフル銃の間の世界的な戦いにおいて、国際メディアとジャーナリストは、平和ジャーナリズムを通じてアフガニスタンに関与し続け、後者が簡単に勝つことを許さないようにすべきだ。(アイシャ・ジェハンギル(Ayesha Jehangir)博士: シドニー工科大学ポスドク研究員)

 

<EU議会>
アフガニスタンを忘れないでください

ウクライナ戦争で後景に追いやられ忘れられているアフガニスタンの危機について、2022年3月7日、欧州議会でクレア・デイリーさん(欧州議会ダブリン代表)が注意喚起の演説をし、共感を呼んでいます。

 

<アメリカ>
アフガン戦争で何を学んだか「アフガニスタン・ぺーバーズ」を通してみるアメリカ人の本音
(本サイト編集部・金子明によるダイジェスト)

 

● アンジェリーナ・ジョリーの発言

 

<スイス> 2022/02/11 SWI swiwwinfo.ch
● タリバンとのジュネーブ会談に疑問の声

ジュネーブを訪問し、スイスの政府や国際機関、NGOの関係者と会談したターリバーンだったが、同政権の国際的承認につながるのではないかとの警戒、疑問の声が生まれている。

 

<日本>
https://afghan.caravan.net/アフガニスタンで殺された子供の数は-世界中の子/
https://www.youtube.com/watch?v=MMo-8DO5rZo
https://afghan.caravan.net/長倉洋海さんの「アフガン情勢に関するメッセー/
https://afghan.caravan.net/日本でも東京と大阪で支援行動/

 

<Netherlands>
https://afghan.caravan.net/10月10日、アフガン女性の日、オランダで抗議集会/

 

<Geneva, Switzerland>
https://afghan.caravan.net/9月21日、スイスのジュネーブでのデモンストレー/

SWI Swiwwinfo,ch
https://afghan.caravan.net/アフガン情勢のカギを握るのはパキスタン/

 

<Chandigarh, India>
https://afghan.caravan.net/インド、チャンディーガル市で連帯行動/

San Diego California
https://afghan.caravan.net/サンディエゴ カルフォルニア/

 

<London>

https://afghan.caravan.net/2021/09/17/ ロンドンで3人のアフガン女性、ハンガーストライ/

 

<ブリュッセル>
https://afghan.caravan.net/ライブ:9月12日、eu議会(ブリュッセル)に要請行/

 

<ウクライナ(Radio Svobodaが報道)>
https://afghan.caravan.net/カーブルとジャララバードで独立記念デモ/

 

<プラハ>
https://afghan.caravan.net/7日、プラハでも警告デモ/

 

<アムステルダム
> http://afghan.caravan.net/世界に広がる虹の輪/

 

<ロンドン>
http://afghan.caravan.net/アフガン人とロンドン市民、連帯デモンストレー/
https://afghan.caravan.net/liberation20210817/