東京新聞 2025年2月25日号
(東京新聞がイーグルアフガン明徳カレッジ(EAMC)の活動を大きく紙面を割いて報道してくれました。力のこもったルポです。本紙で報道した後、ウエッブ版で全文を読めるようになりました。東京新聞さん、ありがとう! 東京新聞は、中日新聞東京本社が発行する日刊紙。独自の視点で書かれた独特で元気のよい記事が掲載されることで好評。)
「学ぶことは必ず未来につながるから」 日本語を学ぶアフガニスタン出身の女性たち 支える人たちの想いは
2025年2月25日
在日アフガニスタン女性対象の無料の日本語教室が盛況だ。日本人ボランティアが主体となって手弁当で運営し、想定以上の人気を集めている。アフガニスタンではイスラム主義組織タリバンが2021年に復権し、女性抑圧が激しくなっている。日本国内で女性たちはどう生きているのか。語学習得の場にとどまらない、アフガニスタン女性たちの居場所を訪ねた。(木原育子)
◆教師役と通訳、能力別3クラスに分かれて
「きのう ぎゅうにゅうを かいました」。ヒジャブ(女性用ベール)をかぶった女性たちの視線の先の板書には、大きく書かれた平仮名が並ぶ。ノートにも書き慣れない平仮名がぎっしり。鉛筆を握る手に力がこもる。