中村哲医師と5人のアフガニスタン殉難者に
感謝と哀悼の意をささげます。
NDN-TV 〔日本電波ニュース社〕
中村哲医師追悼の会ーー中村先生と共に歩むーー
2020年11月23日(月・祝) 於・九州大学椎木講堂
「私たちの小さな試みが、平和への捨て石となり、大きな希望に繋がることを祈る」――中村哲
中村医師のご命日に先立ち、ペシャワール会では11月23日に追悼の会を執り行いました。
≪プログラム≫
一、 黙祷
一、 映像上映「用水路が運ぶ恵みと平和――特別編」
一、 挨拶・メッセージ
ペシャワール会会長/PMS総院長 村上優
PMS現地スタッフ ビデオメッセージ「ずっと一緒にいます」
一、 朗読 中村医師の言葉
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一隅を照らす
Brighten the World in Your Corner
誰もがそこへ行かぬから、我々がゆく。
誰もしないから、我々がする
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中村哲医師の業績
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アフガニスタンにおける大いなる実験
元駐アフガニスタン特命全権大使 髙橋博史
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「アフガニスタンの未来は農業にあります」と力説され、退任後もアフガニスタンの農業振興のために尽力されている高橋博史大使が、中村哲医師の業績をARDEC(一般社団法人 日本水土総合研究所発行)の64号で紹介されています。日アフガンの長い農業支援・協同の歴史を末永く引き継いでいくための宝です。
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ARDEC No.64 March 2021
<特集:持続可能な水資源利用>
1.ガンベリ砂漠の奇跡
中村哲先生とばったり再会したのは、2014年頃パキスタン航空機のなかでであった。私はカーブルからアフガン東部のジェララバード経由で、パキスタンのイスラマバードへの出張の途次であった。旅客機はジェララバードに着陸した。誰が乗り込んで来るのか機内から見ていると、旧知の中村先生がタラップを昇ってきた。「先生!お久し振りです。お元気のようで何よりです」と声をかけると、一瞬、立ち止まり、その小柄な体を少し反らせるようにしながら「あっ!髙橋さん、どうしたの」といつもと変わらないその声と仕草に、私は「先生!カーブルにきた折には是非、訪ねてください」とお願いした。「えっー!カーブルにいるの。もちろん、伺います。でも、本当に久しぶりだねー」といって別れた。
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東京・中村哲医師通夜追悼会
2019年12月27日、東京でも東中野のパオにて、通夜追悼会がしめやに営まれました。アフガニスタンからも元駐日大使、元アフガニスタン副大統領のアブドゥル・ハミド・ムータットさんからも追悼メッセージが寄せられました。
中村哲医師の通夜追悼会