Liberation denounces the outrageous illegal attack on Venezuela by US imperialism
(WAJ: リベレーションは1954年に植民地解放運動として設立され、半世紀以上にわたり、他の反帝国主義勢力と共に、世界から植民地主義を一掃するための運動を展開してきた。現在の議長は前労働党党首のジェレミー・コービン議員。声明は軍事力を行使してマドゥロ大統領を拘束・国外移送した米国のベネズエラに対する攻撃・侵攻が国連憲章(特に主権尊重・武力不行使原則)への明白な違反であり、国際平和と地域の安定を深刻に損なうと主張する。そして、マドゥロ大統領および同伴者の即時・無条件の解放と帰還、ならびに米国の武力行使の停止と国際的責任追及を国際社会に求めている。)
リベレーション(Liberation)(イギリスの反植民地解放をめざす民間のアドボカシー団体)
2026年1月4日
2026年1月3日早朝、ベネズエラの独立と国家主権が、米国軍・治安当局による地上・航空双方からの武力侵入によって、露骨かつ重大に侵害された。この侵攻は、ベネズエラ・ボリバル共和国の首都カラカスおよびミランダ州、アラグア州、ラ・グアイラ州を標的とし、民間人やベネズエラ軍のメンバーにも影響を与えた。
この攻撃は、米国が数か月にわたって行ってきた無制限の侵略の延長線上にある。すでに米国は、ベネズエラ船舶を致命的に攻撃したり(米国向け麻薬を積んでいたという未確認の前提に基づくものとされる)、主権国の領海内でベネズエラのタンカーを違法に押収したり、カリブ海における米海軍艦艇の大規模な威嚇的配備を行ってきた。いずれも数十年ぶりの規模である。
この侵攻は、米国が「オペレーション・アブソリュート・リゾルブ(Operation Absolute Resolve)」と呼んだ作戦の一環として実施され、ニコラス・マドゥロ大統領とその妻シリア・フローレス夫人が、カラカスの厳重に警護された安全な拠点から誘拐され、ヘリコプターで米軍艦イオージマ(Iwo-Jima)へ連行された。その後米国に移送され、2020年にニューヨーク南部地区連邦検察に提出された麻薬密売および「麻薬テロリズム(narco-terrorism)」関係の訴状に基づき起訴される予定である。なお、フローレス夫人とマドゥロの息子ニコラス・マドゥロ・グエラの現時点での所在は不明である。
この作戦は数週間にわたって計画され、トランプ大統領が4日前にゴーサインを出したという報道がある。気象条件が不十分で一度延期された後、作戦は遂行された。また計画と実行にはCIA職員やマドゥロ側近の裏切り者が関与し、大統領の習慣や行動、所在に関する情報を提供したとされる。
その後の記者会見では、トランプ大統領が世界中で視聴者を驚かせる形で、”「安全で適正な移行」が行われるまで米国がベネズエラを「統治する」”と宣言した。また、世界最大級とされるベネズエラの石油埋蔵量を米国の石油巨大企業が再建・開発し、米国自身の利益およびベネズエラの利益にサービスを提供すると語った。これは、ベネズエラの独立や国家主権という観念を完全に無視した、米国の利権獲得・支配の明白な意図を示すものだった。
トランプ発言の中には、マルコ・ルビオ米国国務長官がこの構想に協調的なベネズエラ副大統領デルシー・ロドリゲスと連絡を取っていた可能性が含まれるが、ロドリゲス自身はその後テレビ演説で「ベネズエラ政府は主権を守る準備ができている」と述べ、マドゥロこそが合法的な国家元首であると強調した。(訳注:翌日、トランプ大統領の意向に従う、と姿勢を転換)。
興味深いのは、米国が帝国主義的支配後の体制として、対米協調派のベネズエラ反体制派指導者であるマリア・コリナ・マチャド氏を据える可能性についてもトランプが言及しつつ、「彼女は国民の間で尊敬を得ていない」と述べた点である。これは、西側諸国がここ数年ベネズエラに対してとってきた姿勢の問題点を浮き彫りにするものだ、と声明は指摘している。
記者会見の間、トランプ大統領はコロンビアやキューバに対する直接的な脅しも行ったとされ、コロンビアは国連安全保障理事会の緊急会合を要求した。この会合はロシアおよび中国の支持を得て開催される予定である。
今回の出来事は、国際連合憲章――特に加盟国の主権尊重および武力行使禁止を定めた第1条・第2条――の明確な違反であり、これによって国際平和と安全が危険にさらされ、何百万もの人々の生活と不可侵の人権が踏みにじられる危険が生じていると述べている。これはラテンアメリカとカリブ地域において特に深刻である。
われわれ(リベレーション)は、米国が犯した国際法違反を全面的に非難し、ベネズエラに対する攻撃と違法な武力行使を即時に停止するよう求める。また、国際法の尊重、米国による帝国主義的な企図の永久的な終結、そしてベネズエラ・ラテンアメリカ・世界の平和・安定・安全の回復を求めている。さらに、国際社会は米国政府を責任追及するために適切な枠組みの下で法的措置をとるべきだと強く主張し、ニコラス・マドゥロとシリア・フローレスの即時・無条件の釈放と母国への帰還を求める。