森羅万象

人の営みは森羅万象。空想は無限。
自由自在な論考のためのページです。
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20250711

村野謙吉氏論考

● 中川十郎氏論考

 

20250218

トランプ氏に日米安保サヨウナラを言おう ― 対米従属80年からの訣別 市川 周(2025年2月18日)
ペリー、マッカサー、そしてトランプー日米関係80年周期説
2025年は対米敗戦80周年だ。80年というのには不思議な響きがある。マッカーサーが厚木に降りたった1945年から日本の戦後レジューム、正確には「敗戦後レジューム」が始まった。さらに敗戦から80年程さかのぼれば幕末日本の風景が広がる。そこに超然と立っているのが黒船で来航したペリーだ。そしてトランプが2期目に立つ2025年は、アメリカ独立250年、そして日本の従属80年の記念すべき年。この節目の年を如何に迎えるべきなのか。立場の違いを問わず、すべての日本国民が問われている。

20240912
政治と社会の関係を社会契約論の視界で学び直す 小原重信
本論のサブタイトルは「太平洋戦争の悲惨に戦争と平和の歴史サイクルが見える」。執筆の動機となったのは、本サイトに掲載された「<視点:105>憎悪と和解~愛につながるこころ~」と「<視点:103>脱植民地主義の途 精神篇~上皇上皇后ご夫妻の想い~」。論者は、ふたつの視点で提起された問題意識を受けて「戦争と平和の視界に広げて、終戦記念日まで、現実と向き合う再学習」を行い本論を執筆。17-18 世紀の「社会思想家」の視界で「個人、社会、政治、に日本の政治社会の在り方を歴史に重ねて、社会契約論における日本と近未来に省察」が及んでいる。(2024年9月12日掲載)

20240902

日中交流の過去及び現状と展望 2024・8・24 井出亜夫
日中国交回復後52 年、平和友好条約締48 年。この間、人の往来、経済交流等の分野において大いなる進展(対中貿易総額は20%を超え第1位)があった一方、国際関係においては、米国一極体制から、米中二強体制への進行が徐々に進み、米国は対中デ・カップリング政策を展開。このような中で世界第2の経済大国となった中国との連携を如何に進めていくか、長い対中関係の歴史を有するとともに、対華21箇条の要求、満州事変、日中戦争と戦前の誤りを犯したわが国の歴史的レーゾン・デートルを問い、時の眼(時代の変遷)、鳥の眼(世界的視野)で見る政策展開が出来るかを考える、(2024年8月24日、BIS創設33周年記念第187情報研究会(日本経済大学大学院講堂)での講演記録)

20231020

私たちは今何処にいるのだろうか―時の目と鳥の目で見る視点― 井出亜夫
明治維新、戦後改革に続く 第3 の開国に直面する日本:(2023年10月20日、佐久における講演メモ)

20240802

韓国民衆のたたかう知性 革命作家=金芝河の思想と文学 野口壽一
1977年、韓国の民主化と南北朝鮮の統一をもとめてたたかい、囚われた多くのひとびとが、朴政権の手で、殺されようとしていた。想像を絶する拷間にも屈せず、信念を貫き通したかれらのなかには、死刑を宣告する法廷で「光栄です」と言い放ち、微塵の動揺も現わさなかったひとびとがいる。全世界にむけてたたかう知性を輝かせた韓国民衆の思想と文学を代表する金芝河。歴史の前進へのゆるぎない確信、崇高な人間性、極限状況にあってなお人間らしい愛情と勇気をゆたかに披涯するその神髄に迫る。野口壽一の1977年の評論(『社会評論』第7号掲載)。

genjimonogatari

源氏物語を読んで 中楯健二
NHKの大河ドラマ「光る君へ」 でただいま絶賛放映中の平安の女たち男たち! 創造と想像の翼をはためかせた女性・紫式部の手になる源氏物語。初めて読んで得た感動のママに紹介と解説の筆を執った中楯健二氏。次は英訳本の完読にチャレンジとか。感動のおすそ分けにあずかろう。

gambl_mania

ギャンブル狂時代 中楯健二
大谷選手の元通訳水原一平氏(39)が3月25日に違法賭博で訴追された事件をきっかけに、大王製紙元会長・井川意高氏のギャンブル狂いに触れ、日本政府が推進している統合型リゾート(IR)開設の問題点についての中楯健二氏の論考。

omarushijisho

バーミヤン大仏破壊、オマル指示書をめぐって 山田利行
バーミヤン大仏の保存を指示していたターリバーン指導者のオマル師はなぜ、180度見解を変え破壊を命じるにいたったのか。バーミヤン大仏の保存を命じるオマル指示書のコピーの真贋は? 現代を揺るがすイスラーム過激主義原理主義との関係は? 大仏破壊は依然として現代世界に課題を突き付けている。読者から送られた資料と既刊書を再読する。

20240324

元国連アフガニスタン支援ミッション代表・山本忠通氏が語る「国際舞台駆けた外交官」
自爆テロが荒れ狂うアフガニスタン現地で、国連事務総長特別代表としてUNAMA(国連アフガニスタン支援ミッション)を率いて活動してきた山本忠通氏の半世紀近い外交官生活。国際舞台で繰り広げられた現代史の裏側情報が興味深い。産経新聞で連載中。

bunsho_nakadate

文章の書き方を考える 中楯健二
本サイトの筆者である中楯健二氏の文章作法に関するまとめ。中楯氏は、学生時代に所属していた英字新聞の記事の書き方をベースに、本サイトでの「読者の声」での真筆時における時事解説のテーマの選び方、記事の書き方、表現の工夫などについてのノウハウ書として本記事を執筆。英文・日本文、両文章について後学の参考になる論文となっている。

20231207

「坂の上の雲」ではわからない明治の群像 青木亮
本サイトの読者で中国研究家である青木亮氏の研究ノート。14年前に書かれたものだとのことだが明治維新期のユニークなミニ人名辞典として通読しても面白い。今回掲載にあたって一部修正箇所はあるが全体は初出通りなので、発表年度は2009年としてある。