「大手マスメディアが伝えないなら、私たちがやるしかない」

ー-ドキュメンタリー映画監督 影山あさ子・藤本幸久

(WAJ: 台湾のすぐ東、与那国島から、石垣島、宮古島、沖縄島、奄美群島、屋久島、種子島、馬毛島までの琉球弧がアメリカのための戦争基地とされ、戦争を回避する外交ではなく、戦争をするための戦争を想定した、島々を戦場にする準備が進んでいる。戦争の危機が迫れば島に暮らす人々は島外避難をさせられる。核兵器が存在し、大量の航空機やミサイル、それにドローンが飛び交う現代の戦争においてまったく非現実的な対上陸作戦などの「実践演習」まで行っている。それは、危機をあおり、アメリカという軍産複合国家を維持するためのイデオロギー攻撃に他ならない。日本政府はアメリカの圧力に屈し国会討議も行わずいきなり防衛費のGDP2%予算化を実現した。島に住む人びとは生存権をかけて闘い続けている。監督の影山さんや藤本さんは、「戦争を止めるのは今、”伝える人”になってください」とアピールを発している。『ウエッブ・アフガン』はこの映画を製作した森の映画社と連帯し、読者の皆さんに協力を呼びかけます。映画は5月20日に完成し、DVDを1万円で販売開始しました。このDVDには上映権が付いており、有料でも無料でも何度でも自由に上映会を開催することができます。

・上映時間:55分
・監督:影山あさ子・藤本幸久
・製作・著作:森の映画社

 定価:1万円(上映権付)

・申込み・連絡先:森の映画社札幌編集室
・morinoeigasha@gmail.com
・電話・FAX: 011-206-4570
・住所:〒004-0004 北海道札幌市厚別東4条8丁目17-12 2階