20250506
「NO JAIL」詩人岡和田晃さん、アルゼンチンからオンライン登壇
入植者植民地主義の差別構造と意識を問う講座「『和人問題』をあぶり出せーなぜマジョリティは特権に無自覚か?」
(WAJ: 『ウエッブ・アフガン』ではイスラエルによるガザ侵攻をパレスチナに対するシオニズムによる入植者植民地主義(セトラー・コロニアリズム)として批判してきた。日本人にとって関係の薄い遠隔地の出来事ではないからだ。むしろ明治維新はアメリカ南北戦争で使われた大量の残余武器のダイレクトな流入によって賄われただけでなく、アメリカの入植者植民地主義の思想と統治技術の直接的な導入であった。薩摩藩の黒田清隆は北海道開拓の教師としてアメリカのクラーク博士、ケブロン農務長官をまねき、その指導の下に北海道開拓、つまり入植者植民地主義を実践した。満州開拓はその延長だった。アフガニスタンでは今、ターリバーンによって、パシュトゥーン人が先住他民族の土地を奪い植民を進めている。北海道の「自由学校遊(ゆう)」は「『和人問題』をあぶり出せーなぜマジョリティは特権に無自覚か?」と題する講座を開催する。その第1回講座の講師は、「NO JAIL」詩人として活躍する岡和田晃氏。研究滞在中のアルゼンチンからオンライン講演を行う。誰でもどこにいてもオンライン聴講できる。申し込みはココから→ https://sapporoyu.org/program/howto/)