(WAJ: 元青年海外協力隊員としてネパール、中近東、東欧、アフリカなど43か国を訪問された、読者の長谷川隆さんから次のようなメールとともに、貴重なデータをお送りいただきました。ここに、長谷川さんに感謝するとともに、読者の皆様にデータのリンク情報をお知らせいたします。現地を訪れてみたい方、また、海外協力の一端を知りたい方は必見です。)

(WAJ: 長谷川さんから、2023年に執筆された写真ルポ、講演記録、エッセーをいただきました。下記に掲載いたします。タイトルをクリックするとpdfファイルが開きます。ぜひご覧ください。)

ネパール旅日記 2023年秋Sep-Oct_長谷川隆
長谷川さんが40年来付き合ってきたネパールへの9回目の訪問記。空気清浄な高地ネパールの美しい自然と風景と人びとの楽しい写真が満載。

丸の内朝飯会だより 2207号 2207長谷川 2023-12-07
3000回近い講演回数を誇る超明かつ有名な朝会での長谷川さんの講演。40年に及ぶ長谷川さんのネパールを中心とした活動および現在のネパールの課題がA4版3ページでわかるまとめつき。

近藤亨さんの思い出 ネパール 94まで40年 2023年12月7日
94歳まで40 年間ネパールの農業開発に命を捧げた近藤亨さんの思い出。こんなに素晴らしい日本人がいたことを知ればうれしい。

 

(WAJ: 以下は2023年までに執筆された原稿です。)

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『ウエッブ・アフガン』編集長殿

私は、インドに学生時代に3か月ヨガを学びに滞在し、大学卒業後に協力隊でネパールにいたりUAEで砂漠の植林、農薬会社でアラブ諸国、東欧、アフリカ出張などで諸国を訪問いたしました。

ネパールでの協力隊活動後にUAEで砂漠の植林をしたときには、学校に行っていないパキスタンからきた字の読めない農村出身の20人の労働者たちと砂漠のキャンプで寝食、労働を共にしました。パキスタンのペシャワールの出身と言っていました。ラマダンの時期にも働いてもらいました。毎日5回の祈りを欠かさず、毎晩コーランを読める人が読んで聞かせて丸座になってしっかりみんな聞いていました。

その記録を、下記のリンク集にまとめました。

さらに内容にいろいろご意見もあると思いますが、少子高齢化・外国人の受け入れの問題に対し、6月に八王子市長に対し、提言した資料も参考に添付します。

2023.09.02 長谷川 隆

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ヒマラヤの麓の結婚行列ここをクリックして日本語版を読む】【Read English version

・1982年、40年前。車道も電気もない山村での結婚行列。白馬に乗った真っ赤な衣装の花嫁を連れ、村人5-60人ほどで標高1,400m- 900m- 1,900mとヒマラヤの麓の山道を7時間歩いて花婿の村に向かう。楽器を演奏し山々に響かせながら。

 

ネパール訪問記詳細2022年6月 【ここをクリックして読む

・ネパール7回目の訪問。43年ぶりのランタンのトレッキング。大地震でランタン村崩壊の傷痕。シェルパ族の祭り。外国人トレッカーや宿の女主人との話。盛大な結婚式に参加。生徒400人の前で歌と演奏。大勢集まった一回忌。40年ぶりの再会。日本語学校を創設した人たちを訪問。30年無償で日本語教師する日本人。教育支援先の学校訪問。音楽家との交流。高騰する土地、乏しい社会保障。経由地UAEにて砂漠の植林キャンプの思い出。等。

 

 

2022秋ネパール訪問記ここをクリックして読む

・5人でのアンナプルナ方面トレッキング。94 歳まで 40 年間ネパール農業開発に捧げた近藤亨さんの思い出。ティハール祭りの山村での踊り。外国に出稼ぎに行く多くの人々。チトワンの大自然公園の象、ワニ。40年前にともに柑橘栽培で働いた人の家訪問。カトマンズで散髪、服の修繕。カトマンズ盆地の寺院観光。生き神様クマリに会う。一刀彫の民族弦楽器奏者とフルートで共演。シタール演奏会。技能実習生送り出し機関訪問。
ネパール民族楽器収集に人生をかけた博物館長。物価、賃金。ヒマラヤの野鳥、植物。等。

 

 

ネパール今昔_20230403r_th :【ここをクリックして読む

・40年前の山村の生活を振り返り、ネパールの今と昔を纏めてみた。
・ヒマラヤの成り立ち、気候、標高と住居、民族、言語、宗教、政治、仏様の生まれた国、祭り、カースト制度、カーストによる食事制限、断食の習慣、食習慣、アルコール、交通、市、生活、儀式、学校での瞑想、村の茶屋、結婚、葬儀、一回忌、長寿の祝い、平均年齢・寿命、防犯、医療、教育、社会保障、外国への出稼ぎ、留学、外国との関係、日本との関係
・ネパールにあって、日本にないもの(2022年時点)。ネパールにないもの。
・ネパールの素晴らしいと思うこと。ネパールでの驚きの体験、話(40年前) ・驚きの話(2022年) *外国人労働者が多いアラブ首長国連邦(UAE)、そしてドイツに学ぶこと

 

驚きの国ネパール 40年前と現在 2023-08-09_th:【ここをクリックして読む

・ネパールの特徴を40年前と現在を比較しながら説明に使ったPower Point資料。2023年に3か所で説明済。一か所実施予定。インド亜大陸のチベット衝突。多民族、言語圏、宗教、カースト、食、政治、教育、医療、健康保険、年金、公務員の勤続年数、最低賃金、GDP倍増、外国出稼ぎ、中央年齢23歳。40年前、電気、ガス、水道、便所、風呂、電話、自転車も新聞もない村だった。毎週土曜の市、農村の給与、ボジプール郡の特産、河渡り、外国に飛び立つ若者。ヒンズー寺院の彫刻画。

 

 

在日ネパール人の医療と法の問題 通訳者から 纏め 

・在日外国人が言葉を十分わからずに、医者に掛かろうとするのは難しい。対人の通訳がいるのは東京、大阪に1施設あるだけ。その病院に行くにも紹介状がないと来られない。またネパールで当たり前のことが日本ではほとんど見られないことがある。

 

市長と語る 長谷川隆 :【ここをクリックして読む

市長への提言 より多くの外国人留学生・就労者の受け入れ :【ここをクリックして読む

・八王子市長に対し、少子高齢化の日本としてより多くの外国人就労者、留学生を受入れ、家族として住みやすい日本にできるよう提言した。日本語教育推進、希望する職への転職支援、そして卒業後5年間ほど働く条件での奨学金制度設立を提言した。

 

Ram Prasad Kadel ネパール民族楽器博物館設立者 : 【ここをクリックして読む
https://1drv.ms/b/s!AvnNykIR6dQlhSzYajrkVcpu5xoF?e=3WnvgD
・宗教画の商売をする中で師匠と出会い、その師匠から「何か尊いことをしなさい」と言われた。そして国のためになることをしようと考え、民族楽器の博物館のアイデアが舞い降りてきた。ネパールには100以上の民族があり、楽器もさまざまだ。ネパール各地を訪れ、話をじっくり聞き、祖先が残してくれた貴重な財産としての楽器を収集・保存し、ネパールの多様な音楽文化を受け継ぐ活動に力を注いだ。

 

 

在日ネパール人の暮らしと課題 2018年 要点 避妊 子の教育

移住者と連帯する全国ネットワーク より:
・ネパールでは使える避妊の飲み薬や器具などが日本で使えず、避妊の方法に悩む。
ピル(低用量経口避妊薬)、ホルモン注射の避妊薬、など。
*ネパールでの保健・人口省の優先プログラムとして、家族計画がある。
・政府系の保健施設では避妊具はすべて無料で配布されている。
呼び寄せで来日した子供たちを取り巻く現状
・来日したばかりで日本語ができなかったり、15歳を過ぎた子は公立の中学校入学を断られることがある。日本の夜間学級も9年生まで終了していると入れない。

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