6月末から7月あたまにかけて、いくつかの新聞にイーグルアフガン明徳カレッジ(EAMC)の記事が載
りました。これは先ごろEAMCおよびセデカ校長を取材した共同通信が配信した記事です。全国紙では
日本経済新聞夕刊(6月27日)と毎日新聞(7月1日)でした。グーグルで検索すると、地方紙での露出が
それより先で、載ったのは沖縄タイムスと山陽新聞。両紙とも6月24日に記事が出たようです。
日経新聞夕刊(6月27日)
ただし、残念ながら本校に協力を惜しまぬ千葉明徳学園、また本校が開かれている場所(千葉明徳短期
大学)については、いっさい触れられていません。上記情報をご勘案のうえ是非お読みください。記事
を読んだセデカ校長は、そのちょうど翌日に行われたEAMCのスタッフ会議で次のように述べました。
「イーグルアフガン明徳カレッジはキャンパスを持つ立派な学校の中にあります!アフガニスタンで学
校に行けなかった女性たちは、そのことに大きな魅力を感じ、遠くからでも通って来ます。」
また千葉明徳短大のリズム室という広い板の間の教室や隣接する千葉明徳幼稚園の園庭も学園の好意で
自由に使っています。こうした環境で、日本語を学ぶ母親が連れて来た子どもたちを預かり遊ばせるこ
とができるのもEAMCの特徴の一つです。

この記事に書かれたとおり「言葉の壁がある故のアフガン家庭内の断絶」は見過ごすことの出来ない問
題です。それが原因で少年事件が増えることはどうしても避けたい。土曜日午前中だけの日本語教室で
すが、目指しているのは単なる日本語スキルの上達だけではありません。アフガン女性の自立や社会進
出を目指すという大きな目標を掲げ、みなさまに支えられながら日々活動しています。
【金子 明】