Afghanistan’s Education System Between Bad and Worse Situation
(WAJ: ターリバーンが中学校以上の学校教育から女子を排除している現状に対して国内および国外から激しい批判が続いている。しかし問題は、対象の女性及び女子が教育を受けられないことだけではなく、むしろそれ以上に大きな問題が表れてきている。それは、ターリバーンが既存の教育システムを破壊し、自らのイデオロギー注入の場に教育現場を作り替えようとしていることである。英米NATOの影響を受けた西側の教育内容だったとしても、この20年間にアフガニスタンの教育システムはカリキュラムをふくめ現代化されてきた。しかしターリバーン支配の2年間の間に、教育現場から女性教員は排除され、ターリバーンの教育方針に抗議する男性教員も相当数現場から離れた。ターリバーンは、教員や教授不足をパキスタンからの〝輸入〟で賄おうと試みているが待遇や教授内容などの面で教員の応募ははかばかしくないという。また、既存の学校教育も教育本来の目的をターリバーンの神学生育成にすえようとしている。ターリバーン(神学生)育成のための神学校(マドラサ)化である。アフガンの若者を何年もこのような教育方針で育成していったすえに現れるアフガン社会とは一体なんだろうか。アフガニスタンではいま、男女問わず若者の自殺が増えているという。)
By Hasht-E Subh On Aug 7, 2023
2023年8月7日 ハシュテ・スブ(主張)
アフガニスタンでターリバーンが政権を握ったことによって引き起こされた動乱の中で、国の教育の枠組みを苦しめている不安定さが最重要課題として浮上している。一方では、何百万人もの女子が教育の機会から排除されていることが大きくクローズアップされ、他方では、ターリバーンが管理する学校への不穏なシフトが世俗教育と宗教教育間の均衡を崩し、現代教育を弱体化させている。これにはカリキュラムや教育プログラムの操作が伴っており、教員や教育者の不安定な苦境とともに事態をさらに複雑にし、彼らの前途に影を落としている。
このような悲惨な状況を考えると、無数の人々、特にこれからの世代を形成する上で教育が極めて重要な役割を担っていることを認識している人々は、学校を広範囲に閉鎖することと、子どもたちをターリバーンのカリキュラムに従わせることのどちらがより壊滅的かという複雑なジレンマに頭を悩ませている。ターリバーンのカリキュラムは、数え切れないほどの罪のない子どもたちを精神的に揺さぶり、孤立や過激主義、さらにはテロの芽を育てる可能性さえも秘めている。そこで避けては通れぬ疑問:国民が望まぬ選択肢のうちどちらかを選ぶとき、前述の2択においては、どちらが単なる悪手でどちらが決定的により悪い一手なのか?
間違いなく、ターリバーンは現代教育を見下す立場にいる。独自の教育機関に導かれた彼らから見ると、現代教育は多感な心を迷わせかねない非イスラーム的な科学が蔓延する西洋のなれの果てだ。世論の反発を招くという懸念がなければ、グループ内の指導者を含む多くの信奉者は、すべての学校をマドラサに変えることもためらわないだろう。このような宗教神学校では、現代物理学、化学、地理などの科目は、よりイデオロギー的な追求に取って代わられるだろう。しかし、ターリバーンは病気やケガのメンバーを治療する場合には、医師や看護師の大切さを認めるといった日和見で、教育全般の必要性も承知している。
そこでターリバーンは、戦略をうまく練って現代教育を弱体化させることを選択した。それは教育内容への口出しで、教育者の熱意を削ぎ、宗教施設に不釣り合いに資金を配分し、イデオロギー的な内容を優先して授業時間を偏らせ、文盲の聖職者を政府に登用し、真の教育者が働く機会を減らしている。こうした戦術は、伝統的な教育インフラを巧みに利用しつつ弱体化させ、自分たちのイメージ通りに再構築する。
人々の心を悩ませている最も大きな懸念は、過激派教育の枠組みを是認することによる影響である。多感な若者の心が、デオバンディ派やサラフィー・ジハーディストといった過激派が広める教義にさらされるのではないかという懸念がある。彼らは人生を切り開くための実践的な知識を身につける代わりに、破壊的で死を中心とするイデオロギーの伝導者となり、暴力と社会の崩壊を助長するかもしれない。このようなシナリオの中で、ふたつの悪のうちどちらが罪が軽いかを読み解くには、複雑な思索が必要であり、社会のあらゆる階層を包含する国民的な言説が必要である。教育セクターの利害関係者、市民活動家、穏健な学者、賢明な思想家が一堂に会して、この重大な問題を審議しなければならない。教育制度を脱急進化しその世俗化を強調するためには、長期的かつ包括的な努力が鍵となる。教育システムを武装集団の魔手から解放することが不可欠であり、そうすればアフガニスタンの明るく啓発された未来を確保することができる。
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