語学研修にとっていまやPC、スマホ、タブレットは必須。

そこで新しく取り組み始めたのがタブレットを使った授業である。
9月5日の午後時間帯、「かちかち山」の朗読会のあと、1時間かけてタブレット授業に取り組んだ。

まずは、アンドロイド・タブレット体験。自分のスマホとはだいぶ勝手が違うようだ。
半角英数でなければならないWiFiにつなぐパスワードの入力、全角に切り替えて日本語での検索語の入力、機器独自の入力方法やシステム機能の設定。

先生が手分けして一人ひとりの操作状況を見て回り、指導。

 

イーグル・アフガン明徳カレッジ(EAMC)では当初からパソコンをつかった学習は開校以来つづけてきた。
とくに、Youtubeなどで公開されている初学者向けの動画は、「あいうえお」の発音、書き順を勉強するには最適の教材だった。しかしつくりが就学前の幼児向け。

大人の外国人にとってはさまざまな不満があり、教える側にも難しさがあった。
とくに、学習のレベルが、まったくゼロから日本語検定の上級を受けるところまで幅広い当校では、なおさらだ。

教室で多数を相手に教えられる内容には限りがある。
生徒のレベルと教授内容によっては1対1で対応しなければならないケースも多い。

各人が生活のあらゆる局面でタブレットを手にすることができるようになれば、学習スピードと質は飛躍的に改善されるはずだ。

しかも、言葉の習得や会話に限れば、先生や学校もいらないくらいに、デジタル技術の発展はすごい。
言葉の習得だけでなく、日本社会に溶け込んでスムーズに生活していけるコミュニティづくりを目指すEAMCの存在意義はますます注目されるようになるだろう。

まったく手探りでのスタートだが、ゆくゆくは、授業内容の動画やEAMC独自のアプリをつくったりして教材を充実させていく予定である。

なお、タブレットやPCの購入にあたってはJICA-国際協力機構の資金援助をいただいた。深く感謝する次第。ありがとうございます。

【野口記】