Opium Sold Openly In Afghanistan, Despite Taliban Ban
azadi briefing 2023/08/18
Malali Bashir, Radio Free Europe/Radio Liberty
アジズ・ブリーフィング 2023年8月18日
マラリ・バシール: RFE/RLのラジオ・アザディで女性番組を担当するシニア・エディター
(WAJ: ターリバーン復権2周年を迎えて、アフガニスタンで問題とされている麻薬問題に関する論評が増えている。禁止していると言いながら実際のアヘンビジネスは継続されターリバーンの独自解釈による極端な〝イスラーム〟教育は増強され、ターリバーンの危険性が世界から危惧の目をもって見られている。国民が疲弊している状況を変えられなければ、国家運営におけるターリバーンの無能力は破綻に向けて前進しているようにしか見えない。「アフガンの声」の「アフガニスタン、最大の麻薬生産国の地位を維持」(ジア・ニザム博士)の論考とあわせて読めば、実態がよりよく理解できるだろう。)
重要課題
ターリバーンは2022年4月、すべての違法薬物の栽培、生産、取引を禁止した。しかし、RFE/RLのラジオ・アザディの取材に応じた現地の人々によれば、国内のアヘンのほとんどが生産されている南部のカンダハール州やヘルマンド州を含む多くの地域で、アヘン市場は通常通り営業を続けている。アフガニスタンの元麻薬取締官であるサイエド・ナジブラー・アフマディ(Syed Najibullah Ahmadi)が語ったところによると、麻薬密売組織は、アヘン栽培禁止に先駆けて「戦略的備蓄」を大量に集め、現在は「何倍もの値段で売っている」という。専門家たちはターリバーンが麻薬製造者に課税したことで、近隣諸国さらにはその先、ヨーロッパと北米への麻薬密輸に本腰を入れたと語っている。
ターリバーンはアヘンの生産量を大幅に減らしたと主張しており、その言い分は一部の専門家によって支持されている。アヘン生産が減少したように見えても、アフガニスタンは覚醒剤など他の麻薬の主要な供給国になっている。
重要な理由:麻薬の販売と密売が続いていることから、この貧しい国での麻薬撲滅に対するターリバーンのコミットメントに疑問が投げかけられている。
アフガニスタンが世界最大の麻薬生産国のひとつであることに終止符を打つことは、国際社会にとって長年の優先課題であった。
米国務省は7月31日の声明で、ワシントンがターリバーン高官との会談において「加工アヘンや合成麻薬の継続的な取引と販売に関して深刻な懸念を伝えた」と述べた。
参考サイト:米国務省発表
https://www.state.gov/meeting-of-u-s-officials-with-taliban-representatives/
次の展開:ターリバーンは、アフガニスタンのケシ農民に代替の生計手段や作物を提供できないため、農民からの反発が強まりそうだ。
「私たちはケシを育て、その金を生活費にあてていた。」北東部バダフシャーン州のある農民は、報復を恐れて匿名を条件にラジオ・アザディに語った。「私たちの収穫を壊滅させるのであれば、小麦や肥料、あるいは金そのものを渡してくれ。そうすればやっと生きていける。」
今週のベスト・ストーリー
厳罰令: アフガニスタンにおけるターリバーンの制限
2年前に権力を掌握して以来、ターリバーンはアフガニスタンの人々の身だしなみ、移動の自由、就労や就学の権利、娯楽や検閲のない情報へのアクセスなど、生活のあらゆる側面に制限を課してきた。
ターリバーンの悪名高い宗教警察は、多くの地域で、しばしば暴力的に新法を執行している。ターリバーンの道徳法に違反した者は、公開鞭打ち、投獄、あるいは死をもって報われる。
イスラームは女子教育を禁止していない。ではなぜターリバーンは?
アフガニスタンは、イスラームのもとでは女子や女性に教育を受ける権利があるにもかかわらず、10代の少女が学校に行くことを許されていない世界で唯一の国である。ではなぜターリバーン(イスラーム過激派組織)は、小学6年生以降の女子の就学を禁止しているのだろうか? その答えの一端は、ターリバーンのイスラーム解釈にあると専門家は言う。
何を注視すべきか
ターリバーンは、アフガニスタン全土で100以上のマドラサ(宗教学校)を登録したと発表した。
ターリバーン高官のザール・モハマド・ハッカーニ(Zar Mohammad Haqqani)によると、124のマドラサが運営を許可され、さらに30のマドラサがまもなく登録されるようだ。さらに国内で活動していると思われる未登録のマドラサの数は計り知れない。
重要な理由:ターリバーンによる政権奪取以来、国内のマドラサの数が急増している。武装勢力たる彼らは、国内の34の州にわたってマドラサの広大なネットワークを構築すると宣言している。
この動きは、2001年のアメリカ主導の侵攻がターリバーンの第1次政権を崩壊させた後、アフガニスタンで繁栄した近代的な世俗教育のあらゆる形態を根絶やしにする努力の一環と見られている。
ターリバーンが運営するマドラサは過激な宗教教育を推進しており、アフガニスタンの新しい世代を過激化させる恐れがある。
私からのコメントは以上である。質問、コメント、ヒントがあれば忘れずに送ってほしい。
では次回まで、
マラリ・バシール <azadi.english@rferl.org>
[…] ★麻薬問題についていうと、カタールに駐在するスハイル・シャヒーン・タリバン政治事務所長は、ターリバーンを代表して9月22日、ナタリア・キンタヴァッレ駐アフガニスタン・イタリア大使と会談し、ターリバーンはアフガニスタンにおける麻薬根絶に努力しており、アフガニスタンのケシ栽培農家の生計を支援するためのプロジェクトを支援してくれと要請した。しかし2023年6月26日の国連薬物犯罪事務所(UNODC)の報告によれば、アフガニスタンにおけるケシ栽培は減少しているが逆に合成麻薬である結晶メタンフェタミンの製造は増えているのである。(「アフガニスタン、最大の麻薬生産国の地位を維持」)(「ターリバーンは禁止、にもかかわらずアヘン売買は公然と」) […]
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